伝統への対峙 ー これがわたしの一貫した制作の立脚点である。伝統とはあたかも忖度を拒否するかのごとく屹立してるものの、伝統とは必要とされる、歴史的 ある人々のある空気ー「都合(知恵)」である。それがつくられしものなら、いつ如何なる時代においても、わたしたちはそれを壊すことは無論つくり変えるこ とも可能なのである。伝統がそのように永劫不動のものでなく、それをつくる人も流れ行く三世の因縁に生きる。伝統的日本のもの造りとは、他者たるものの他 者性の確認作業が その胚胎となり、ものをものとして秩序立てする。陶芸における窯(霊的存在)を頂点とし、次に土(自然)、さらに自身をふくめたひと(こころ)の関係 ー それはトライアングルの位置付けとなる。そこにおける他者とは、未だ知らぬ其々の其々を意図されぬ積極的存在として捉えることにある。それが他者たるもの の他者性の確認作業であり、他者性の追求が「もの」行為へと呼応し合う。そのようなものづくりというものにわが身を置いたとき、それがとてつもない「伝 統」という重層の深部にわけいる行為とな り、混濁に満ちた感情表現や意思といった「わたし」という感性なるものを不断なる「伝統」への往還のなかからふるい落とす、その様な作業が思想となりわた しが わたし化することとなる。

最近の仕事

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「 非色 ; 他者性 (10-28-6) 」

(w)122.0 – (d)75.0 – (h)13.5 cm,
陶器、シリコンチューブ、彩色した鉄。
第8回京畿国際陶磁ビエンナーレ・ インチョン国際陶芸センター、2017年4月22日ー10月9日
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「 非色 ; 他者性 (10-28-6) 」

(w)133.0 – (d)40.0 – (h)9.5 cm, 陶器、シリコンチューブ、彩色した鉄。
マーチンソン賞国際陶芸コンペティション、 ダウガフピルス陶芸センター、2016年7月15日ー9月15日
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「 非色 」

(w)95.0 – (d)53.0 – (h)9.0 cm, 陶器、アルミニュウム板。
35回国際陶芸コンペティション・アルコラ2015、 アルコラ陶芸美術館、2015年6月26日ー9月6日

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